日本集成材共済会とは
日本集成材共済会(略称:日集共済会)は、北海道から沖縄までの全国を区域とする日本集成材工業協同組合の組合員のうち構造用集成材及び化粧ばり構造用集成柱の生産を行う登録組合員で構成する全国団体です。
日本集成材共済会は、構造用集成材の信頼をより確実かつ向上させていくため、JASを上回る規格を制定して、平成12年12月に瑕疵保証制度を立ち上げました。
我が国に集成材が登場して60年近くになりますが、日本集成材共済会による「構造用集成材瑕疵保証制度」は、スタート以来、住宅供給者や施主などの関係者に安心を保証する制度として、好評をいただいています。
登録会員は平成26年現在17社となり、保証製品の累計も初出荷以来、13年間で260万立方㍍に達しています。この間、登録会員の品質管理などの努力により、保証対象となる事故は皆無でした。このことが、保証付き構造用集成材の品質の高さを物語っています。より安心して住まいを取得できる環境整備のためにも、引き続き「構造用集成材瑕疵保証制度」の普及に注力していきたいと考えています。
日本集成材共済会 会長 武本 哲郎